【企業研究】朝日新聞社(ビジネス部門)
記念すべき企業研究第一弾は朝日新聞社です!!
なぜかというと、わたしは朝日新聞社の夏のインターンシップ(記者部門ではなくビジネス部門)に参加したからです!
なので、今回の記事は企業研究というより、インターンシップレポート?みたいな感じになっちゃうかもですがご了承ください。(でも守秘義務があるから詳細には書けない……)
インターンに参加する前は、 「新聞社か~、んー斜陽産業だよな~」とか思っていたのですが、参加してからすっかり新聞業界に惹かれてしまいました!
新聞社は職種のデパートと言われるほど、たくさんのシゴトがあるので、みなさんのやりたいことが新聞社で出来る可能性も高いです。現時点で新聞社に興味がない人も、ぜひ読んでみてください。
基本情報
創刊 1879年(明治12年)
従業員 4539人
売上高 単体2748億円、連結4200億円
平均年齢 44.3歳
平均勤続年数 20.2年
初任給 大卒/月給 272,188円
勤務時間 1日8時間拘束で実働7時間
インターンシップのES・面接について
簡単にインターンシップのESと面接でどんなことを聞かれたか書いておきます。
わたしが参加したのは、2017年9月12日~15日に行われた夏期ビジネス部門研修です。
ESの設問内容
・朝日新聞社のインターンに応募した動機 ・自己PR ・今まで1番辛かったこと。またそこから何を学び、何を得たか。 ・最近のニュース、新聞記事で興味を持ったものは何か。その理由も。
面接
・基本的にはESの深堀り ・数ある新聞社の中で、なぜ朝日を選んだのか。 ・若い人たちに新聞を読んでもらうためには、どうすれば良いと思うか。
ビジネス部門
朝日新聞社のビジネス部門は、販売・メディアビジネス(広告)・企画事業・デジタル事業・管理財務で構成されています。4日間のインターンで、これらを1つずつ体験させてもらったので、紹介と感想を書いていきます。※管理財務は割愛。
販売局
販売局のミッションは、販売店(ASA)と連携し、担当エリアの新聞購読者を増やすことです。
販売局の特徴は、若いうちからエリア担当を任され、エリア内の戦略立案や予算組みなど、あらゆる権限と責任を担う、ということです。(イメージとしては販売店の経営コンサル)
インターンで知るまで、販売局のシゴトについて詳しく知らなかったのですが、実際に話を聞いてとても魅力を感じました。新聞業界は非常に厳しい状況ですが、現在も新聞購読料が売上の6割を占めています。新聞の価値をどのように伝えるかをつねに考え、業界の変革のために様々な取り組みを行っています。
デジタル本部
「朝日新聞デジタル」の企画、営業、開発。「with news」や「バーチャル高校野球」など、様々なメディア媒体への展開や国際発信をしています。
朝日新聞社の強みである「取材力」と「100年分のアイカーブ」を活かした事業をしています。
ウェブメディアを運用する上で一番大事な、記事を書くっていう作業のプロ(記者)がめっちゃいるって強いよなあ、って思いました。
メディアビジネス局
紙メディアを中心とした広告営業を広告主や広告会社へ行います。
新聞社にしかできないこと、朝日新聞社ならではの提案をしています。
つい最近は、世界三大広告賞の一つであるカンヌライオンズにも参加したそうです。な朝日新聞内にクリエーター集団もしっかりいます!
企画事業本部
「ボストン美術館の至宝展」「新海誠展」などの文化催事を手掛けます。イベント企画や運営をする部門。企画立案から実施の諸手続き、収支管理、宣伝・広報、グッズ制作、当日運営までプロデューサーとなって活躍します。
企画事業本部は、3つに分かれていて
文化事業部・・・展覧会などの実物報道。(年間35~40件)
事業開発部・・・スポーツクラブ、住宅展示場、通販など
企画推進部・・・舞台、音楽コンサートなど
というように、あらゆる企画事業を行っています。
新聞社の資産を使って企画事業ができるの、すごい魅力的だなあと思いました。Twitterの中の人として、奮闘した社員のお話が面白かったです。
今後にむけて
社員さんからのアドバイス
・他の新聞社についてもよく見ておくこと。なぜ朝日なのか、を言えるようにする。
・OB訪問は積極的にした方がいい。
これからすること
・朝日以外の新聞社も見てみる。
・新聞は毎日、目を通す。(インターン中毎日、朝刊の気になった記事とその理由を書かされた。)